野球日本代表は6日、京セラドームで台湾代表と強化試合を行い、9―3と逆転勝ち。今回の2連戦を連勝で終えた。

 3回に1点を先制された日本は4回、筒香嘉智(24=DeNA)の犠飛で追いつく。5回には一死二塁から銀次(28=楽天)が右前打を放ち、右翼手が打球の処理にもたつく間に二塁から今宮健太(24=ソフトバンク)が生還して逆転に成功。なおも二死二塁から丸佳浩(26=広島)が中前へ適時打を放ち加点した。

 攻撃の手を緩めない日本は、9回にも途中出場の平田良介(27=中日)が満塁の走者を一掃する右翼線への三塁打、筒香が右翼席へ2ランを放つなど一気に6点を挙げた。

 投手陣は先発・武田翔太(22=ソフトバンク)が3回に1点を失ったものの、2番手・西勇輝(25=オリックス)は危なげなく2回無失点。6回に登板した左腕・戸根千明(23=巨人)、7回の森唯斗(24=ソフトバンク)の初招集組もしっかり役割を果たした。