中日が守護神候補として獲得した新外国人ファン・ハイメ(28=前ドジャース3A)の開幕一軍に、赤信号がともった。

 22日は2年目左腕ラウル・バルデス(38)とともにキャンプ休日を返上。二軍の沖縄・読谷球場で軽めのウエートトレなどを行った。しかし、18日にキャッチボールを行って以来、投球再開のメドも立っていない。

“自称166キロ右腕”は「(右肩の状態は)良くはなってきているが、まだ少し炎症がある。一番やってはいけないのは、これ以上痛みがひどくなること」と今後もノースロー調整で様子を見るといい、開幕一軍入りは限りなく厳しい状況だ。

 左肩痛を発症しているバルデスも「開幕までに間に合わせたい気持ちはあるけど、こればかりは自分でコントロールできない」と渋い表情だった。