巻き返し誓うヤクルト・成瀬を直撃「フライ打たせるタイプには神宮球場は狭かった?」

2016年01月26日 10時00分

巻き返しに燃える成瀬

 【核心直撃】ロッテからFA移籍して2年目のヤクルト・成瀬善久投手(30)は、昨季3勝8敗と期待を大きく裏切った。3度の二軍落ちを経験し、7月31日を最後に一軍マウンドから遠ざかり、リーグVの輪にも加われなかった。今季は巻き返しを果たせるのか。FA左腕の本音に迫った。

 

 ――移籍1年目を振り返って

 

 成瀬:結果の通りかな。いろいろ考えさせられたシーズンだったと思う。

 

 ――フライを打たせるタイプの投手に狭い神宮球場は厳しかったのでは

 

 成瀬:(ロッテの本拠地の)QVCならフライを上げてもいい場面で、神宮では入るかもしれないから自分の投球スタイルを変えることも考えたけど。でも今までやってきた自分を試したかった。

 

 ――1年やってみて

 

 成瀬:いいところに投げて流し打ちされてギリギリ(スタンドに)入ると「あー入っちゃうんだ」と思って、ゴロにできる変化球が必要なのかと考えたりもした。でも(自分は)ゴロで凡打の山を築くタイプじゃない。だから(どうすべきか)葛藤というか悩みはずっとあった。

 

 ――苦しんだシーズン

 

 成瀬:どんな勝ち方でも勝てたら次につながるから。勝てないと「どうやったら勝てるんだろう」「もう少し何か必要なのかな」と考えたりしてそれが悪循環になった。

 

 ――移籍を後悔していないか

 

 成瀬:シーズン中に試合を「何してんだろう」と思いながら見てた自分もいたけどね。でも、前の球団にはお世話になっているから、外で頑張ってこそ初めて恩返しができるかなって部分もある。「あいつは出たからダメになった」って思われたくない。

 

 ――そのためにも今年が大事だ

 

 成瀬:まずは先発として(開幕から)ヨーイドンでいきたい。序盤に自分自身にいい流れが欲しい。そうできれば気持ちがすごい楽だと思う。

 

 ――今年の目標は

 

 成瀬:1年間、一軍にいること。それができたら2桁(勝利)できると思うし、その中でも規定(投球回数)は投げなきゃいけないと思っている。今年は後ろにバーネットがいない。オンドルセクと秋吉が去年すごく頑張っているから、負担かけたくないし。先発としての役割をしっかり果たしたい。