ソフトバンクを退団したジェイソン・スタンリッジ投手(37)が、来季はロッテでプレーすることが22日、わかった。

 国内の複数球団が興味を持っていたとみられるが、球界関係者の話を総合すると、計算できる先発ローテーション投手として補強に動いていたロッテへの入団が正式に決まったという。

 スタンリッジは日本球界で通算8シーズン、プレーして63勝54敗、防御率3・19。今季も10勝を挙げて2年連続の2桁勝利をマークしており、阪神時代の2011年から、5年連続で規定投球回数をクリアしているのも魅力だ。

 性格もナイスガイで、日本に慣れ親しんでいる点も大きい。ヤクルトとの日本シリーズでは、すでに退団が決まっていたにもかかわらず、第5戦の先発を任されると6回を4安打無失点の好投を見せた。来季の活躍にも注目だ。