巨人・高橋由伸監督(40)とレッドソックス・上原浩治投手(40)が5日、東京都内のグラウンドで行われた「上原浩治杯×高橋由伸杯“ドリームマッチ”」で顔を合わせた。

 両者がそれぞれサポートしている少年野球大会の「上原浩治杯」と「高橋由伸杯」で優勝したチーム同士が対戦。試合前には始球式も行われ、マウンドに立った上原が由伸監督を一ゴロに打ち取る“夢の対決”も実現した。

 試合終了後には「上原浩治×高橋由伸 トークライブ」も開催され、同い年で誕生日(1975年4月3日)も全く同じ2人が、集まった都内の学校に通う約300人の子供たちを喜ばせた。

 その中で由伸監督が上原に「1日でもいいから来てほしい」と来春の宮崎キャンプ来訪を直接要請。しかし、上原は8月の右手首骨折から来季復活を目指している段階ということで「検討中です。まだフィフティー・フィフティー」と明言を避け、慎重な姿勢をみせた。

 2009年1月に巨人からFAでメジャー移籍(当時はオリオールズと契約)を果たした上原の約7年ぶりとなる“古巣凱旋”は、まだ微妙な情勢のようだ。