巨人の井端弘和内野手(40)が今季限りで現役引退することが分かった。現役引退して監督専任となる同い年の高橋由とともにユニホームを脱ぎ、内野守備走塁コーチとして新指揮官をバックアップする。


 井端は堀越高―亜大を経て1997年のドラフト5位で中日に入団。荒木との鉄壁の二遊間「アライバ」コンビで活躍した。打撃も勝負強く、2013年のWBCでは侍ジャパンの中心メンバーとして戦った。14年から巨人でプレー。今季は98試合に出場し、打率2割3分4厘、1本塁打、19打点、3盗塁だった。


 23日に始まった秋季練習にも参加していたが、大学時代から刺激し合ってきた盟友の高橋由をサポートするため、18年にわたる現役生活にピリオドを打った。