7日、今季最終戦の中日戦(マツダ)に先発した広島・前田健太投手(27)は7回無失点と力投したが、チームは敗れ3年連続のクライマックスシリーズ進出を逃した。

 試合後、「シーズン前半でつまずいたのが痛かったし、優勝できなかったのも悔しい」と肩を落とした前田。気になるのは来季の去就だ。

 2013年オフに将来的なメジャー挑戦の意志を球団に伝えるも、14年オフはポスティングシステムによるメジャー移籍を容認されなかった。来季について問われると「家族や球団など、いろいろと話し合って決めていくと思う」と話すにとどめたが、今後の動向が注目される。

 また、8年ぶりの日本復帰となった黒田は、引退も含め自身の去就について「今の感情で決められることではない。体を休めてから考えたい。続けるにしても覚悟が必要なこと」と熟考する考えを示した。