西武・秋山翔吾外野手(27)が30日のオリックス戦(京セラ)で5安打を放ち、今季214安打として、阪神のマット・マートン外野手(33)が2010年にマークしたシーズン最多安打のプロ野球記録に並んだ。

 初回に先制点のお膳立てとなる左翼線二塁打を放ち、1994年にオリックス・イチロー外野手(41=現マーリンズ)がマークしたパ・リーグ記録「210」に並ぶと、2回二死二、三塁の第2打席では中堅フェンス直撃の2点三塁打。211安打として、パ・リーグ記録の更新を果たし、プロ野球歴代単独2位に躍り出た。

 この後も秋山のバットは止まらない。3回に押し出しの四球を選ぶと、5回二死の第4打席で左翼線二塁打、7回無死一塁の第5打席では左前打を放ち、今季213安打として、ついにプロ野球記録にあと1本。そして、8回二死二塁から右翼線へ適時二塁打を放ち、マートンに並んだ。

 残り試合は10月1日のオリックス戦(京セラ)のみ。プロ野球記録の更新に期待が集まる。