優勝に王手をかけているヤクルトは29日の広島戦(神宮)に2―4と逆転負けを喫し、真中監督の胴上げはお預けとなった。

 2回に山田の適時打で先制するが、先発・館山が5回につかまる。先頭・丸に同点ソロを許すと、一死一塁から主砲エルドレッドにも左翼席へ運ばれて逆転を許した。打線もつながりを欠き、広島投手陣をとらえきれなかった。

 ヤクルトは30日は試合がなく、10月1日の阪神戦(神宮)に勝つか引き分け、あるいは、負けても2位・巨人がDeNA戦(横浜)に敗れれば、14年ぶり7度目のリーグ優勝が決まる。