【中日】根尾昂 〝5連発男〟村上攻略のカギは「消える縦スライダー」

2022年08月04日 06時15分

サンタナ(奥)にホームランを打たれた根尾(東スポWeb)
サンタナ(奥)にホームランを打たれた根尾(東スポWeb)

 中日・根尾昂投手(22)が7―9で敗れた3日のヤクルト戦(神宮)でプロ初被弾を記録した。2回から登板した根尾は2イニング目の3回無死一、二塁からサンタナに右翼席へ運ばれ2回4安打3失点(自責2)で降板。「ホームランを打たれてしまったのは自分のミスなので次は抑えられるよう頑張ります」と反省しきりだった。

 根尾にとってはホロ苦い神宮プロ初マウンドとなったが、注目を集めたのが前日、5打席連続本塁打のプロ野球新記録を樹立した村上宗隆との初対決だった。根尾と村上は同じ2000年生まれ。学年&プロ入りは村上が1年先輩だが誕生日は2か月違いと同世代でもある。3回、先頭の山田を左中間の浅いフライに打ち取りながら、左翼・ガルシアと中堅・大島がお見合い(記録は安打)。精神的にガックリきた場面で日本球界最強スラッガーの村上を迎え、カウント1―1から144キロフォークで遊ゴロ(遊撃・土田の失策で無死一、二塁とピンチ拡大)という結果だった。

 投手出身のOBの1人は「僕らから見ても根尾と村上の対戦は楽しみ。同世代だから意識するものもあるでしょう。根尾は150キロを超える真っすぐがあるから追い込んだら縦のスライダーが効いてくる。左打者にとってはインコースに来るスライダーが途中で消えるような感覚になるから非常に有効。根尾が、どうストライクを取って追い込んでいくかが鍵になる。甘くなればやられる」と今後も続いていく根尾VS村上の〝2000年生まれ対決〟にワクワクしている。

 もちろん現時点でのプロでの実績は村上の方がはるかに上だが、同世代の強打者との対戦は根尾にとっても大きな刺激となるはず。ヤクルト主砲との同世代対決を通じて根尾がどんな成長を見せていくか注目だ。

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