
中日は3日のヤクルト戦(神宮)で両軍計31安打の乱打戦を7―9で落とし2連敗を喫した。打線はヤクルトを上回る16安打を放ちながらもあと一歩届かず、守備では〝お見合い〟で落球するミスを連発。投手陣も先発の笠原が自己最短の1回3失点KOされたのをはじめ、根尾、藤嶋、谷元らが打ち込まれた。
以下は立浪和義監督(52)との一問一答。
――最後まで追い詰めただけに守りのミスが響いた
立浪監督 譲り合った結果の安打が2つあった。そりゃあ間に飛んで声をかけるとか、やっぱりぶつかって捕るぐらいの執念を燃やさんと! 戦力的に明らかに向こうはしっかりしたメンバーがそろっているわけだから。そこに勝つためにはそりゃあミスしとったら勝てんすよね。
――声をかけ合うなどのコミニケーションが足りなかった
立浪監督 いやいや、コミュニケーションというより、(4回の)あれは(大島)洋平が捕れるボールなので、センター優先なんだから捕りにいかないといけない。(5回の)岡林のやつも自分が落下地点の近くまで来ているんだから、最後の最後に譲っとったら、そりゃ誰も捕れんすよね。執念が足りんすよ。
――土田も3回によく止めたが、トスがそれて失策
立浪監督 今までよく守ってくれていたからミスはあるでしょうけど。まあ、それも承知で出しているんで。ただ、取り返せるように頑張ってもらえればいいですけど。
――笠原が1回3失点で降板
立浪監督 コントロールとコンビネーションで勝負する投手があれだけ真ん中ばかっり投げていたら話にならないですね。
――村上だけを警戒すればいいわけじゃないと言っていたが
立浪監督 ここが強いのは村上がしっかりしているのもあるが、村上が仮に駄目な時でも塩見であり、サンタナであり、ホームランを打てる人がいる。今日も打たれているのは明らかに失投が多かった。ある程度、この球場だと点は取られるが。ただ、ミスからの失点は防いでいかないと勝てない。
――笠原はどこかアクシデントなどは
立浪監督 おかしくないと思います。
――大島が球団新記録の1試合6安打
立浪監督 そうですね。良いところでというか、ランナーいる時も全部打ちましたからね。まあ、出塁をしてくれているんで、ウチはクリーンアップ次第ということになってくるんですけど。今日に関して言えば点は取れていないわけではないので。明日、大野(雄)が投げるんで、一つは勝って帰れるように、また引き締めて頑張っていきます。
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