
ソフトバンクは30日の西武戦(ペイペイ)に0―6の零封負けを喫した。獅子のサブマリン・与座にプロ初完封を献上する一方で、先発の大関友久投手が3回途中4失点で降板。前夜、首位から陥落したチームは投打に精彩を欠き、不穏な後半戦連敗スタートとなってしまった。
試合後、藤本博史監督は2試合連続で早期KOとなった大関について「球が高いよね。西武がファーストストライク、高い球をドンドン振ってきてるのとね。(最近の傾向として)ちょっと球が高くなってきている」と不振原因に言及した。先発育成を掲げる中で大きな期待を寄せる左腕でもある。指揮官は前半戦6勝を挙げた大関を「首位ターン」の立役者に挙げたほど。目の前の課題を修正し、不調期間をいかに短くするかが、大関の次なるステップであると心得ている。
今後の起用については「そのままのローテーションで。今のローテーションで回さなしょうがない。(代役)誰かいますか」と、らしい口ぶりで24歳の奮起に期待した。
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