日本ハム・宮西尚生投手(37)が29日、約2か月ぶりに1軍に合流した。

 宮西は今季、20試合に登板し0勝2敗1セーブ、防御率5・00。5月21日・西武戦(札幌ドーム)で史上8人目の通算800試合登板を達成していた。

 5月31日の広島戦(マツダ)に登板し、先頭打者に二塁打を浴びるなど一死三塁のピンチをつくって降板。後を継いだ玉井が決勝犠飛を許し、宮西が負け投手になり、翌6月1日に出場選手登録を抹消されていた。

 その時点で、新庄監督は「宮西君にしてほしいことは、スライダーの曲がりがちょっと早い。もっともっと彼がやってきたバッター寄りでクッと曲がる変化球をボス組(二軍)でもう1回やってもらいたい」と15年目の左腕に注文を出していた。

 その後、宮西はイースタンリーグで7試合に登板し1勝0敗、防御率1・42の結果を残していた。