
ピンチをチャンスに――。巨人の広岡大志内野手(25)が28日、29日から行われるリーグ後半戦に向けた意気込みを語った。
19日から始まったコロナ禍による選手の大量離脱により、28日時点で活動可能な内野手は吉川、広岡、坂本、若林、勝俣の5人。坂本と若林はケガによるリハビリ期間中で、実戦に出場可能な内野手は3人のみと、チームは危機的状況の中でリーグ戦再開を迎える。
5月15日に登録を抹消されて以降、長い二軍暮らしが続いていた広岡個人にとってはチャンスでもある。29日のDeNA戦(横浜)では先発出場が有力視される中で「僕にとってはチャンスなので、とにかく結果にこだわって食らいついてきたいです」と意気込んだ広岡。その言葉通り、この日行われたイースタン・リーグのDeNA戦(横須賀)では「1番・遊撃」で先発出場し3打数1安打とまずまずの結果を残した。
すべては〝ガムシャラ精神〟のもと。「練習してきたことが徐々に出てきていると思います。どんな形でもいいので、塁に出ること、チームに貢献することを意識して泥臭くやっていきたいです」とこの日の安打について触れると、「打撃も守備もすべてにおいてレベルアップが必要なので、一軍で結果を出すために練習してきました」と昇格に向けたここまでの取り組みを振り返った。
限られたチャンスをものにして、チームの危機を救う活躍に期待がかかる。
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