【ロッテ】夢舞台で〝熱パ〟の主役見えた! 佐々木朗希が上々試運転で後半戦フル回転へ

2022年07月28日 05時15分

球宴で上々の試運転を見せたロッテ・佐々木朗(東スポWeb)
球宴で上々の試運転を見せたロッテ・佐々木朗(東スポWeb)

 令和の怪物が夢舞台で上々の試運転だ。オールスター第2戦(松山)が27日に行われ、全パが2―1と競り勝った。注目は全パの先発・佐々木朗希(20=ロッテ)。1日の楽天戦以来のマウンドで3連打を浴びるなど1失点したが、球宴では2014年の大谷翔平(日本ハム)に並ぶ日本選手最速の162キロをマークするなど〝完全試合男〟の本領を発揮した。

 佐々木朗の球宴初登板は、1回打者6人に23球を投げ、3安打1失点だった。

 21球投じた直球の最速は2014年の大谷の日本人最速に並ぶ162キロだったが、トレードマークの奪三振はゼロ。江夏の9者連続三振など球宴史に残る偉業は見られなかった。それでも右手中指のマメを潰した7月1日楽天戦(ZOZOマリン)以来の実戦マウンドということを考えれば、上々の試運転だった。

 佐々木朗は「実戦が久しぶりということもあり、緊張しましたけど楽しかったです。投げ終えてホッとしています。マウンドから見える景色がいつもと違って、スタンドにはいろいろなチームのユニホームを着ているファンの方がいたのがとても新鮮に感じました。三振はシーズンでとることができればいいかなと思います。後半戦、投げる試合は、すべてで勝てるように頑張りたいです」とコメントした。

 全23球中21球が直球の組み立てには「僕はもっと変化球を投げたかった。松川のせいで打たれました。セ・リーグは本当に強いので真っすぐだけじゃ無理です」とも付け加えた。

 現在、パ・リーグは首位・ソフトバンクから5位・オリックスまでが2・5ゲーム差の中にひしめく大混戦。すべてのチームに優勝のチャンスがあり、逆を言えばすべてのチームが決め手を欠いているともいえる。

 その中で後半戦のロッテ逆転Vの「決め手」となり得るのがここまで13試合(85回)で圧巻の124三振を奪う奪三振マシンにして、完全男の佐々木朗のフル回転をおいて他にない。

 残り52試合でどれだけ佐々木朗をローテーションで回せるか。そして、その佐々木朗をリードする18歳の女房役・松川がこの球宴期間中に交流した西武の森、山川やソフトバンク・柳田ら同一リーグのスター選手との会話の中で何を学び、収穫として持ち帰るのか。

 それらを攻略のヒントとすることができれば、ロッテが後半戦、熱パの主役となるかもしれない。

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