【巨人】“救援のスペシャリスト”パドレス傘下3Aの左腕イイアン・クロール投手獲得へ動く

2022年07月05日 05時00分

タイガース在籍時のクロール(ロイター=USA TODAY Sports)
タイガース在籍時のクロール(ロイター=USA TODAY Sports)

 新戦力の加入が追い風となるか。巨人が新たな左の救援投手としてパドレス傘下3A・エルパソのイアン・クロール投手(31)の獲得に向けて動くことが4日、分かった。

 首位・ヤクルトを13・5ゲーム差で追う2位・巨人。逆転優勝に向けて対策を練る中で、目下の課題は救援陣の再建だ。
 
 今季の救援防御率3・98はリーグ5位。特に守護神・大勢へとつなぐ左のセットアッパー不足に苦しんでおり、開幕から安定した成績を残している投手は、ここまで29試合に登板して防御率2・61、11ホールドの高梨のみ。高木、戸根も一軍昇格後は意地を見せているものの、原監督は「左のセットアップがもう1人欲しいよな」と語っていた。

 そこで白羽の矢が立ったのが、ここまでメジャー10球団でプレーを続けてきた実績十分な「渡り鳥」であるクロルだ。昨年はタイガースで18試合に登板。メジャー通算では243試合、208回2/3を投げてきた救援のスペシャリストでもある。

 チーム事情にもピンズドな補強だ。開幕当初は昨季守護神を務めた日本球界最速右腕・ビエイラやデラロサが勝ちパターンとして配置されていたが、共に不調により定着できず。ビエイラは再び一軍のマウンドに戻ってきたものの、6月24日には再び登録を抹消されてファームでの調整が続いている。

 実績と安定感を誇る助っ人左腕は喉から手が出るほど欲しかった存在。クロルの加入を追い風に、逆転優勝への道を進むことができるか。

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