巨人の原辰徳監督(63)が「お目覚め連弾」を放った坂本勇人内野手(33)の本塁打量産を〝予言〟した。

 3日の広島戦(マツダ)で坂本に4号ソロ、5号2ランと2打席連続弾が飛び出し、7―5で逆転勝ち。連敗は3でストップした。負ければ借金1で3位転落となる試合で何とか踏ん張った。

 4月19日以来、2か月半ぶりとなる主将の快音に原監督は「そりゃ打つよ。まだ、5本? 終わってみたら、25~30本ぐらい打ってるよ!」と笑顔で予想。「主力選手がチームを引っ張るということは非常に重要なことですね」と目を見開いた。

 一方の坂本は「ホームランだけが野球じゃないですけど、もうちょい打たないとダメですね」とここまでの成績を反省。首位ヤクルトに早くもマジックが点灯したが「自分たちがやるべきことをしっかりやるしかない。もちろん相手も大事ですけど、自分たちが良い野球をして勝っていくことが大事だと思うので」と前を向いた。