
巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)が灼熱のスタジアムでナイスアシストだ。
助っ人・シューメーカーが1日の広島(マツダ)に先発したが、4回までに3点を失う展開。さらにこの回、二死三塁から中村健に四球を与え、ピンチを拡大する。
相手先発・大瀬良を打席に迎えたところで、この日に新型コロナ感染から一軍復帰を果たしたばかりの桑田コーチがベンチを出た。この日、広島市内の最高気温は36度超。同コーチの手にはチームカラーのオレンジ色のタオルが握られていた。
同コーチは審判に確認した上で汗だくの助っ人右腕にタオルを渡し、一息つかせた。シューメーカーは大瀬良を右飛に打ち取り、4回を終了。桑田コーチの「タオル投入」により、助っ人右腕がピンチを切り抜けた。
CS放送の日テレG+「DRAMATIC BASEBALL」で解説を務めた広島OB・山本浩二氏も「珍しいですね」と桑田コーチの気づかいに感心しきりだった。
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