ソフトバンクは29日、甲斐野央投手とスタッフ3人がPCR検査で陽性と判定されたことを発表した。

 これまでに投手では和田、嘉弥真、藤井。野手ではグラシアル、デスパイネ、甲斐、野村勇が陽性となっている。首脳陣、スタッフを含めて今回のコロナ禍による陽性者は計18人にまで膨れ上がった。

 現在は活動休止中で直近1日からの西武戦(ベルーナ)の開催は未定となっている。
 
 チームにとっては痛い主力の離脱。隔離明けの動き出しとともに実戦に入るのは難しく、当面は起爆剤となる若手の活躍が必要不可欠となる。渡辺陸らの昇格が決まっている。

 この日、オンラインで報道対応した藤本監督は「チームとしては厳しいけど、今いるメンバーで試合をするしかしょうがない。代わりに上がってくる若い選手たちが思い切ってプレーしてくれたらと思う」と期待を込めた。