まばゆいばかりの笑顔が弾けた。DeNAの3年目・森敬斗内野手(20)が23日の巨人戦(東京ドーム)で、プロ初本塁打を含む2安打3打点の大暴れ。チームの勝利に大きく貢献した。

 まずは1点リードの2回一死一、三塁の第1打席で相手先発・赤星から右前適時打。そして5点をリードした6回無死二塁の第3打席では2番手・戸田の144キロ直球をとらえ、右中間席へ1号2ランを叩き込んだ。

 試合後のヒーローインタビューでは「いや、もう…率直にうれしいです」と白い歯をのぞかせ「ホームランになるとは思っていなかったので全力で走りました」と照れくさそうに振り返った。

 地元・神奈川の桐蔭学園高から2019年のドラフトで1位入団したハマの期待の星。高いポテンシャルの走攻守だけでなく〝ジャニーズ系イケメン〟もクローズアップされがちだ。今年1月に放送されたTBS系「ジョブチューンSP プロ野球選手が大集合ぶっちゃけ祭り」では、森のイケメンぶりが取り上げられ、SNS上では「森様、カッコ良過ぎ」「敬斗くんの美しさは国宝級」などとヒートアップした。

 球団内でも「間違いなく球団史上ナンバーワンのイケメン。同じ遊撃手の巨人・坂本のような人気者になってほしい」との声が飛び交っている。だが、森は今のイケメン人気に感謝こそしつつも「もっとプレーで注目されるような選手になりたい」というのが本音のようだ。

「森はあの若さでかなりストイックな考えの持ち主。キャンプでは『もうやめろ』と言われるまでずっと練習し続けているし、イケメンぶりとは裏腹にいまどき珍しい練習の虫です。顔の良さだけじゃありませんよ。間違いなくスターになります」(球団関係者)

 まだ20歳。ハマのジャニーズ系イケメンにブレークの予感が漂う。