巨人の原辰徳監督(63)が4回5失点KOのドラフト3位右腕・赤星優志投手(22)に奮起を促した。

 23日のDeNA戦(東京ドーム)で先発した赤星は初回に被弾すると立て直せず4回67球7安打5失点。序盤の失点が響き5―7で巨人が敗れた。

 指揮官は「若い選手ですから、育てるのには、われわれもどこかに辛抱って必要だし」と振り返ると、「若い選手たちも、そこで奮起というかね、そういうものは必要になってきますね」と気持ちを出すことを期待した。

 阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチは「『カウント球は大胆に』としっかりしたテーマを持っていったんだけど、なかなかできなかった。相手との勝負もあるけど、自分との勝負に結果として勝てなかった」と右腕にピシャリ。

 この日で防御率4・93、3勝4敗と黒星先行となった赤星は「決めにいったボールがすべて甘く入ってしまったので、そこをしっかり投げ切れるようにしなければいけないです」と前を向いた。