西武の守護神・高橋朋己投手(26)が26日、頭を丸めて登場した。

 14、15日の楽天戦に続き前日(25日)の日本ハム戦(西武プリンス)でも1点リードの9回に3点を失い逆転負け。2日のソフトバンク戦以来となる2敗目(1勝21セーブ)を喫した。

 傷心の守護神は敗戦後、一人ふさぎ込み「(深夜)12時まで(ロッカーで)漫画を読んでいました」。丸刈りは「寮にバリカンがあるので自分でやりました」と反省の意を表したという。

 周囲は阪神時代の藤川や西武時代の豊田ら一時代を築いた歴代の守護神の名を挙げ、「一流でも失敗する時はあった」と高橋を慰めているという。しかし本人は「そんなすごい人たちの名前を出されても…」ともうひとつ開き直れない。

「さすがに3戦連発はしんどい。今は2点差でも怖くなってきた。監督には『次は下(の毛)な』と言われている。もう、どこでも剃りますよ」と半ばやけっぱちの高橋。試合前にはその頭を仲のいい日本ハム・中田翔内野手(26)に披露し、記念の写メ撮影にきっちりポーズを決めていたのだが…。