惨たんたる結果に終わった。広島は12日の西武戦(ベルーナ)に0―11で大敗。先発・アンダーソンは来日最短の2回2/3を被安打3、与四球6、6失点でKOされた。また後続の投手陣も流れは止められず、計4投手が全員失点した。

 それ以上に深刻なのが打線だ。西武先発・エンスを攻略できず、今季7度目の零封負け。交流戦だけで5度目の零封負け、そして2本塁打、33得点は2016年・阪神のこれまでのワースト記録(3本塁打、44得点)を更新する結果になった。

 佐々岡監督は「こういう結果なので…今年は自信を持って交流戦に入ったが、投手陣も打撃もみんな自分たちの野球ができなかった」と振り返った。17日からはリーグ戦が再開。指揮官は「まだ借金2というところ。また気持ちを切り替えて頑張ります」と話した。