巨人は4日のロッテ戦(東京ドーム)に2―1で競り勝ち、3連勝を飾った。

 前夜(3日)は〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(20)との対決が大きな注目を集め、4万392人の観客を動員。本拠地・東京ドームで開催された主催試合では、今季最多の数字となった。

 そもそも4万人超えを記録したのは3度目で、過去2度はいずれも阪神戦。4月30日が4万24人で翌5月1日は4万128人だった。しかもこの阪神戦の2試合は土曜日と日曜日のデーゲーム。佐々木朗との対戦は平日の金曜日で、しかもナイトゲームでありながら最多更新となり、いかにファンの関心が高かったかを物語る数字だった。

 球界関係者も「佐々木朗希との対戦が濃厚となってから、チケットがかなり売れたそうだ」という。まさに〝朗希特需〟の恩恵にあずかった格好だが、一夜明けてナイトゲームで行われたこの日は「4万444人」を集めて「52人」更新。昨季までは新型コロナの感染対策で上限が設けられたが、いよいよ球場に活気が戻ってきた。