喜び切れなかった。広島の九里亜蓮投手(30)が2日の日本ハム戦(マツダ)に先発し5回2/3を投げて被安打8、3失点の粘投。5月11日の阪神戦以来、3試合ぶりに3勝目(3敗)を挙げた。

 それでも九里は「イニング途中で降りるのは悔しい」と振り返り「点を取った後にああいうイニング途中で降りる投球をしてしまっているので、そのへんはしっかりと変えていけるようにしたいと思う」と話した。

 2021年5月19日の巨人戦以来の中村奨とのバッテリーには「すごく考えて、いいリードをしてくれたと思う」と感謝。そして「試合中も話し合いながらできたところもある。そういうところは継続してやっていければいいなと思う」と笑顔で語った。