苦戦が続いている。広島は1日の日本ハム戦(マツダ)に1―5で敗れた。投打がかみ合わなかった。先発の遠藤淳志は5回8安打3失点と粘ったが、打線は7安打したものの1点を奪うのがやっと。再び交流戦の単独最下位に転落した。

 佐々岡真司監督は遠藤について「今日はここ何試合かの中ではちょっと悪いかなという入りではあったと思う」と振り返り「球のキレなのか、精度なのかというところ。こういう時こそ修正できるかどうか」と厳しい評価をした。

 この日は5回一死一、二塁で松山、堂林の代打攻勢をしかけた。指揮官は「ずっと点を取れていない。そこは点を取りにいかないと、という気持ちだった」と説明。そして「本当に苦しい戦いではありますけど、また明日の試合に向けて頑張ります」と前を見つめていた。