ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(33)が31日の巨人戦(東京ドーム)で1試合5三振を喫した。初回、3回の得点圏で空振り三振。その後も5回、7回の一死一、三塁の好機、9回にもいずれも空振り三振に倒れた。

 柳田の1試合5三振は自身初めてでNPBワーストタイ記録。史上20人目で、チームでは初となった。

 ただ、それでもチームは終盤に底力を見せて3―1の逆転勝ち。試合後、藤本監督は「(状態は)悪くないです」と話した上で「たまにはこういう珍しいこともある。明日は活躍するかもしれないです。全然心配してません!」と、これまでも幾度と帳尻を合わせてきた稀代のスラッガーに期待を寄せた。