ボロ負けだった。広島は29日のソフトバンク戦(ペイペイ)に0―8で敗れた。先発・アンダーソンは4回8安打6失点と炎上し、打線もソフトバンク投手陣に封じ込められ散発4安打。今季5度目の零封負けでチームは4連敗だ。

 ソフトバンクとの3連戦は投打がかみ合わなかった。まずは投手陣だ。3日間で13投手をつぎ込んだものの、結果は7被弾を含む被安打37、26失点。また打線もことごとく機能せず計13安打で得点はわずか1だった。

 あまりの惨状に佐々岡監督は試合後、取材対応をしなかった。そして広報を通じて「今回の3連戦は投打を通じて自分たちの野球ができなかった。福岡に応援に来てくれたファンに対して申し訳ない。広島に戻ってやり直します」とだけコメント。

 交流戦6試合で1勝5敗。交流戦開始前に6あった貯金は2にまで減った。またペイペイドームではヤフオクドームと呼ばれていた2018年の日本シリーズから9戦連続で勝ちがなく、7連敗(2分け)。嫌なムードを振り払えずにいる。