中日・大野雄大 エースの仕事で1失点完投勝利「4対0になった時に最後まで行かなあかんと」

2022年05月28日 00時00分

中日・大野雄(東スポWeb)
中日・大野雄(東スポWeb)

 これぞエースの仕事だ。中日・大野雄大投手(33)が27日のオリックス戦(京セラ)に先発し、7安打1失点の完投で今季3勝目(4敗)を挙げた。

 完封勝利目前の9回に1点こそ失ったが、9回にも初回と同じ最速149キロをマーク。直球を主体にグイグイと押して今季最多132球の熱投を披露した。

「今日はずっと真っすぐで攻めていこうというつもりで行った。慎之介(=小笠原、前回4回途中8安打6失点KO)がやられた時に『俺とお前は真っすぐで押していかなあかんねんで』という話をした。なので、あいつも見てると思いますし、そういう姿を今日は見せなあかんと思っていたので。それができて良かったし、あいつも何か感じ取ってくれたら」と後輩左腕に背中でメッセージを送った。

 前回広島戦(マツダ)では屈辱の4回5失点KO。悶々とした1週間を過ごしたが「前回はふがいない投球だったので、ショックが大きかった。でも、プロは野球はすぐに試合が来る。しんどかったですけど、しっかり切り替えて挑むことができた」と打ち明ける。

 その上で「今日にかける思いは強かった。チームが昨日で(7)連敗を止めて、今日はすごく大事なゲームだと思っていたので。そこで最後まで、中継ぎ投手を使わずに投げられたのは良かった。5回終わった時に立浪監督に『どこまで行けるんや』と聞かれて『あと3イニングくらいは行けます』と。『2イニング行ってくれたらええわ』と監督は言ってたけど、(6回に)2点入って4対0になった時に『最後までいかなあかん』と思った」と責任感で最後までマウンドに立ち続けた。

 立浪監督は「本人が一番完封したかっただろうけど、よく完投してくれたので良かった。疲労はあるでしょうけど、まだまだ大野の力はこんなものじゃないので上げていってもらえば」と目を細める。竜のエース左腕が完全復調し、ここからさらに状態を上げて行く。

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