巨人・原辰徳監督(63)が10戦ぶり一発を放った主砲・岡本和真内野手(25)を独特の言い回しで激励した。

 24日のオリックス戦(東京ドーム)で4番・岡本和が4回、センターバックスクリーンに42打席ぶりとなる13号先制2ラン。4―2で勝利し、チームの連敗が2で止まった。

 指揮官は「いや、もう、まあ、久しぶりですよ。ちょっとどころじゃないでしょう」と笑顔を見せると「これを機に明日以降も頑張ってくれると思います」と不動の4番にゲキを飛ばした。

 この日まで5月の月間打率1割9分、2本塁打。不振の原因について指揮官は「やっぱり自分のストライクゾーンの中で、ボールを打ちにいかないと」と分析すると「そういう意味では久しぶりに自分のポイントというかね、自分の懐の中でボールをさばくことができたというところだと思いますね」と特大弾を振り返った。

 岡本和は「もう感触もすごく良かったですし、久しく打ってなかったので、すごくうれしかったです」と笑顔を見せると「試合に出ている以上、打てないと迷惑かけるので、打率は低くても、ここぞという時には打てるようにしたいなと思っていますし、それがしっかり、やっていけるようにしたいです」と4番の自覚をのぞかせた。