「日本生命セ・パ交流戦2022」(24日開幕)の開幕記者会見が23日、オンライン形式で行われた。

 選手トークショーにはヤクルト・小川泰弘投手(32)、DeNA・牧秀悟内野手(24)、オリックス・野口智哉内野手(22)、ロッテ・松川虎生捕手(18)が参加。やはり球界で旋風を巻き起こすロッテの佐々木朗希投手(20)が話題の的となった。

 ゲストコメンテーターを務めたロッテOB・里崎智也氏から「ローテ通りなら佐々木朗希投手と対戦の可能性がある」として質問を振られた牧は「なかなか見ない投手。あんな凄い球を投げているので打席に立ってみたいですし、何とか打てればと思う。松川君も(選手トークショーの中に)いるが、真っ直ぐを打たないと本当に前に飛ばないと思うので、頑張って打っていきたい」とコメント。これに対し、ルーキーながら今季ここまで佐々木朗とバッテリーを組み続けている松川も「朗希さんは一番真っ直ぐがいいと思うので、しっかり真っ直ぐで打ち取れるように頑張っていきたい」と笑顔で〝応戦〟していた。

 一方、小川も同じ投手でありながら「佐々木朗希君のストレートを生で見てみたい。画面越しでとてつもない球を投げているので」と明かした。今年のロッテ戦は本拠地・神宮(5月31日から6月2日の3連戦)で行われ、DH採用がなく自らが打席に立って佐々木朗と直接対決となる可能性もあると指摘され「それできたら嬉しい体験ですけど…。絶対打てないです」と苦笑い。また、録画映像でオンライン会見に出演した広島・会沢翼捕手(34)も「やっぱり佐々木朗希君はちょっと(打席に)立ってみたい。見ていて、凄いなと思う」と球界を席巻する20歳の剛腕に興味津々の様子だった。