ついにリベンジを果たした。広島・森下暢仁投手(24)が21日の中日戦(マツダ)に先発し、7回を投げて被安打6も無失点の好投。4月23日のDeNA戦以来、約1か月ぶりの白星で、今季4勝目(1敗)を手にした。
「初回からしっかりと入っていけたのが良かった」と振り返った森下は「(今まで)競った試合で同点や1点差で(次の投手に)渡したりしていた。今日はこうやってゼロでつなぐことができたので、それが一番良かった」と笑顔を見せた。
中日とは4度目の対戦で〝今季初勝利〟。また、中日から白星を挙げたのは2021年7月14日以来だ。公式戦で初めてバッテリーを組んだ磯村に、右腕は「いろんな球種を投げながら、打者の反応を見て意見交換もできたので良かった」と話した。
来週からは交流戦。このままのローテーションならば仲のいいオリックス・山本由伸投手(23)との対戦の可能性がある。自ら山本の話を切り出した森下は「そこは楽しみな部分がある。(ローテが)ズレなければいいなと思う」と期待に胸を躍らせていた。