お立ち台で満面の笑みを浮かべた。広島のライアン・マクブルーム内野手(30)が20日の中日戦(マツダ)に「4番・一塁」で先発出場。初回無死満塁で大野雄から先制の6号満塁弾を放ち、3打数1安打4打点の活躍を見せた。

 広島ファンが詰めかけた本拠地でお立ち台に立ったマクブルームは「投手にしっかりと向かって打っていくことを心掛けた。前の打者たちが塁に出てくれたので自分はかえすだけだった。本当にすばらしいチームメート」と話した。

「満塁本塁打はいつ以来か?」かと問われると「正直言って(人生で)初めての満塁本塁打だと思う」と回答。連敗を4で止めた立役者は「本当に大きな勝ちだったと思う。明日も勝ちましょう!」とファンへ呼びかけた。