マブダチ助っ人コンビが仲良く大活躍だ。巨人・原辰徳監督(63)が4―2で勝利した18日の広島戦(東京ドーム)後、この日の全打点をたたき出したアダム・ウォーカー外野手(30)とグレゴリー・ポランコ外野手(30)を絶賛した。

 連夜の活躍だ。まずは前夜もサヨナラ勝ちにつながる適時打を放った〝絶好調男〟ポランコが、2回に「直球に振り負けないようにと思って打席に入りました」と先制の8号ソロを放つと、ウォーカーも5回「チャンスが来たら逃さないように心がけていた」と8号3ラン。相手先発・床田をこの回限りで引きずり降ろす一打となった。

 両助っ人が記録した4点が大きなリードとなり、チームも僅差の展開をものにして勝利。連勝のW立役者となった。

 最高の活躍ぶりに指揮官もご満悦。「彼らの2本の本塁打が全得点になったということですからね。いいところで、いい役割を担ってくれています」。特に豪快な特大アーチを描いたウォーカーについては「えっへっへ。物おじしないところがいいですよね。自分のペースというかね、自分の世界を持っている感じがしますね」と、その精神力も称えた。

 打線をけん引する大きな原動力となっているW助っ人。勢いそのままに、チームを連勝街道へと導くことはできるか。