巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(30)が18日の広島戦(東京ドーム)に「5番・右翼」で出場。先制打となる8号ソロを放った。

 打撃好調のポランコは、2回の先頭打者としてこの日初打席へ。相手先発床田の初球、141キロの直球を完ぺきに捉えると、白球を弾丸ライナーで右翼席へブチ込んだ。笑みを堪えきれない様子でダイヤモンドを一周すると、ベンチで喜びを爆発。満面の笑みでナインからの祝福に応えた。

 この1発で6試合連続となる打点を記録するなど、まさに大暴れ状態。快進撃を続ける助っ人は「先頭だったので、出塁することを考えて打席に入りました。先制のホームランになってすごくうれしいよ」と笑顔を見せた。

 直近5試合の打率は6割。そのうち本塁打2本に6打点という驚異の成績を残していた。前日行われた同カードでも0―2で迎えた最終回に適時打を放ち、その後のサヨナラ勝利につなげるなど大活躍。絶好調のポランコの波に乗って、チームは首位奪還を目指す。