17日のオリックス戦(ほっともっと)で鼻に死球を受けた日本ハム・野村佑希内野手(21)が「鼻骨骨折」の診断を受けた上で18日の同戦に「4番」でスタメン出場することになった。

 この日の試合前に、新庄剛志監督(50)が明言したもの。指揮官は「鼻も痛いけど、心の方がね、特に。めちゃくちゃデカいボールが来たようなイメージが残るから。踏み込めなくなるから」と野村の心理的ダメージを心配しながら「ちょっと時間が空くより、1打席でも早く立った方が恐怖心はなくなる」と語った。

 野村はフェースガードなどを着用せず、素顔のまま全体練習に参加。打撃練習も通常通りこなした。

 練習中には前日の試合でマスクをかぶっていた伏見や敵将・中嶋監督から謝罪を受け「大丈夫です」と笑顔を見せていた。