巨人の〝眠れる主砲〟岡本和はいつ目覚める?中田翔一軍復帰はカンフル剤にならず…

2022年05月17日 05時15分

チーム状態と同じように岡本和のバットが湿っている(東スポWeb)
チーム状態と同じように岡本和のバットが湿っている(東スポWeb)

 そろそろ目覚めるか。巨人の主砲・岡本和真内野手(25)のバットが湿っている。チームとともに開幕ダッシュに成功したものの、5月に入って打率1割8分4厘、2本塁打、4打点とブレーキ。ひとまずビジュアルを変えて気分転換を図ってみたりと試行錯誤を続ける中、実は中田翔内野手(33)の存在もカンフル剤として期待されているのだが…。

 16日までに43試合を消化し、残りが100試合となった巨人は24勝19敗の貯金5でリーグ3位。開幕から好調だった岡本和は3、4月こそ10発&25打点で堂々の月間MVPに輝いたが、チーム状態の悪化とともに成績も右肩下がりに…。15日の中日戦(東京ドーム)まで14打席連続無安打で、打率も2割4分3厘まで落ち込んでしまった。

 そんな岡本和の〝目覚まし役〟としての期待も集めたのが実は中田だった。というのも、岡本和にとって中田が特別な存在でもあるからだ。グラウンドではともに打線の核をなすだけでなく、バックヤードのウエート場では〝ライバル〟。岡本和は「ウエートの重量は到底及ばないので…」と謙遜していたものの「いつも中田さんが打ったから(自分も)とか、中田さんに(つなごう)と思いながら」と常々意識する存在なのだ。

 その中田は10日から一軍復帰すると、出場5試合で逆転満塁弾を含む16打数5安打、2本塁打、7打点の暴れっぷり。これ以上ない劇薬になるかとも思われたが、岡本和はいまだ沈黙を続けていている。

 もちろん、本人もあの手この手で出口を探している。12日のDeNA戦(横浜)からは、唐突にソックスを高く上げるオールドスタイルへ変更。不振に陥ると、取りあえず見た目からでも変えてみるのが〝岡本流〟だ。3年前にもフェースガード付きのヘルメットを突然やめて「それまで打てなかったんで。手袋も変えて、バットも新品にして、ついでにヘルメットも変えました」とあっけらかんと明かしていた。

 技術的にも思うところがあるようで、15日の試合前にはすべての練習を終えた後にもう一度グラウンドに戻り、ティー打撃を〝おかわり〟。兄貴分でもある村田打撃兼内野守備コーチに自ら助言を求める姿もあった。

 チームを勢いづかせるのは、やはり主砲のバット。背番号25が完全に目覚めるのはいつか――。

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