中日は15日の巨人戦(東京ドーム)で打線が17安打と爆発して9ー3と圧勝し、連敗を3で止めた。根尾が2打席連続適時打を放ち、ビシエド、A・マルティネスの2者連続アーチなどで打ちまくり、先発の柳は7回2失点の好投で4勝目をマークした。
以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。
――序盤は右打者も左打者も引っ張る形だった
立浪監督 そうですね。好球必打という形が今日はできましたね。
――不振だったビシエドが復調気配
立浪監督 ホームランもあったし、チャンスで(適時二塁打)もね。何とかきっかけにしてもらいたい。投手によって、まだちょっと前へ行っているなと思うこともあるが、今日は1ボールから打ったホームランはいい形で打てた。今までは打ち損じることが多かったので、あとはどれだけ我慢をこれからもできるか。
――前へ突っ込む悪い癖は修正できつつあるのか
立浪監督 打てばやっぱり変わってきますね。フリー打撃でもだいぶいい形になってきた。あとは投手によって(前へ)出されやすい投手もタイミング的にあったりするので、このまま上がっていってもらうことを願います。
――柳は前回の東京ドームでは初回4失点とやられた
立浪監督 それもあったし、相当立ち上がりで昨日(5点差逆転負け)のこともあったんで慎重にはなっていたが、早い回にこっちが点を取れたので余裕まではいかなくても結果、7回まで投げてくれたのでこっちとしては助かった。
――前日の根尾はチャンスで良くなかったが、今日は先発が左投手でもスタメン起用
立浪監督 伊藤康祐という選択肢もあったが、続けて使って行く中でどこかで何かヒットだったり、つかんでもらいたいという意味を込めて出している。
――コロナ陽性で木下、平田、石川昂、鵜飼と4人も離脱者が出た非常事態の中で6戦で五分
立浪監督 トータルしたら3勝3敗でね。コロナで(4人も)不在の中で良いとは思うが、昨日は勝てる試合を落としてしまったしね。何とか戻るまではやっていかないといけない。
――今日は4番・ビシエド、5番・アリエル、6番・高橋周の主軸が猛打賞で大勝
立浪監督 そういうことなんですよ。打つべき人が打てば点が入るように野球はなっている。今度、バンテリンへ行けばここのようにはいかないと思う。DeNAは今永、ロメロとくるので気を引き締めてやっていきたい。
――巨人に大勝すると気持ちがいい
立浪監督 そんなことないですよ。ずっとやられっ放しなんでね。もうちょっと勝ち越せるようにこれから先、頑張っていきます。