ソフトバンク・リチャード〝沖縄凱旋〟目前で二軍降格 藤本監督が明かす人事の「舞台裏」

2022年05月16日 06時15分

ファームからの出直しとなったリチャード(東スポWeb)
ファームからの出直しとなったリチャード(東スポWeb)

 待望の「沖縄凱旋」は目前で消えた。ソフトバンクのリチャード内野手(22)の二軍降格が決まった。15日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初の同一カード3連敗を喫した後、首脳陣は打線のテコ入れ策として、17日の西武戦(那覇)からデスパイネの昇格を決定。一軍定着を目指すロマン砲は、ファームからの出直しを通達された。

「世代交代の旗手」と期待されるリチャードにとっては、今季2度目の降格。生まれ故郷での一軍公式戦出場はプロ入り後の悲願でもあるだけに、タイミング的にも非情に映るが、藤本監督は今回の人事を包み隠さず、こう明かした。「隠す必要もない。(本来は代打の切り札)牧原大が2番に入っていい仕事をしている。牧原大を2番に入れた時に代打の切り札が…となる。リチャードは代打の1番手じゃない。言い方は悪いが、ガルビスが悪すぎたから代わりに上がってきた形。決して二軍で状態が良くて来たわけじゃない」と、まずは経緯を説明。その上で「そういう意味ではもう一回、二軍でしっかり結果を出して、いい状態で上がってこいということ。その時は頭からずっと使えるわけなんで。まだ若いし、これで終わりじゃない」と、ロマン砲への変わらぬ期待を示して猛ハッパをかけた。

 かねてNPB通算170発を誇るキューバ砲は、交流戦前の一軍合流が既定路線だった。それだけにデスパイネもさすがの調整力で状態を上げて、満を持して一軍にやってくる。チーム状態もあって、リチャードにとっては悲痛な人事となったが、これこそがプロの世界。ロマン砲は再びファームで爪を研ぎ、再昇格後のレギュラー取りを目指す。

関連タグ: