中日・根尾昂外野手(22)が〝レーザービーム〟を発動し、観衆の度肝を抜いた。

 13日の巨人戦(東京ドーム)に2試合連続で「7番・右翼」でスタメン出場。1点ビハインドの初回一死走者なしの守備で、ポランコの打球は痛烈な右翼線を破る安打となった。フェンスに到達したクッションボールを素早く処理した根尾は二塁へワンバウンドながら矢のような送球でポランコの二塁打を阻止した。

 先発の大野雄が丸に先頭打者本塁打を許し、先制点を献上。立ち上がりに苦しむエース左腕を救うビッグプレーとなった。

 前日12日のヤクルト戦(神宮)でも2点を追う5回一死三塁で山田の打球を右翼から本塁へノーバウンド返球。三走者の生還こそ許したが、2試合連続で自慢の強肩を見せつけた。