オリックスは9日、主砲の吉田正、安達、大下の3選手とスタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。吉田正と大下は無症状で安達とスタッフは発熱があるという。いずれも隔離療養しており、球団は「ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」としている。

 感染者があとを断たず、戦力が整わない中で7連敗中と苦戦を強いられているオリックスだが、吉田正は全36試合に出場して打率3割2分5厘、4本塁打、25打点と孤軍奮闘していた。「特例2022」の適用で早期復帰する選手もいるとはいえ、断続的に選手が入れ替わり、ついに主砲まで離脱。経験の少ない若手らで困難を乗り切るしかない。