日本ハム・杉浦捻大投手(30)が8日の西武戦(ベルーナ)に先発するも相手4番・山川に2打席連発を浴びるなど3回途中3安打5失点で降板。チームは1―5で敗れ杉浦は3敗目(1勝)を喫した。

 あまりにも大きな2発だった。初回に浴びた山川の13号先制2ラン、3回の14号3ランはいずれも甘く入った初球を狙われてのもの。

 杉浦は「制球が定まらず、苦しいピッチングになってしまいました。悪いなりに粘ろうとした中、ホームラン2本で大量点になってしまいました。粘り切ることができず、チームに申し訳ない気持ちです」と肩を落とした。

 新庄監督は「マウンドが合わないのもあるだろうけど、一流になるためにはどんなマウンドでも対処してもらわないと」と注文をつけた。