野球解説者の達川光男氏が8日、「サンデーモーニング」(TBS系)に出演。6日の阪神戦で完全試合まであと一歩に迫った中日の大野雄大投手と、投げ合った阪神の青柳晃洋投手に「あっぱれ」を送った。

 達川氏は「主役は大野になりましたが、大野のピッチングを引き立てたのは青柳です。2人が完投で最後まで行ったのは15年ぶりということ。今日は母の日ですよね。大野はお母さんの育て方がよかったと思いますよ」と指摘した。

 司会の関口宏が「なんで?」と聞くと、達川氏は「めちゃくちゃキャッチャーを大事にするんです。穏やかで人を怒ることなく、今回も恨み言を言わない」と大野の性格の良さを説明した。

 また、達川氏が「2人に言えるのは『正直の頭に神宿る』『辛抱する木に金がなる』。そんな感じの2人です」と話すと、関口は「なんだか意味がよく分かりませんね」と苦笑い。達川氏は「我慢強いということです」と補足していた。