チームに流れを呼び込んだ。広島の森下暢仁投手(24)が7日のDeNA戦(マツダ)に先発し9回を被安打4、与四球3ながら1失点の好投を見せた。リーグトップに並ぶ4勝目とはならなかったが、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

「全体的に良かったと思う」と振り返った森下。9回二死の場面でこの試合の最速153キロをマークしたように、試合終盤でも疲れは感じさせなかった。「投げられる球をしっかり投げることができたのでそれが良かったのかなと(思う)」

 この日と同じ9回を投げた4月9日の阪神戦の後、4月17日の中日戦で2回8失点と大炎上した。それだけに森下は「阪神戦でこうやって投げて次の試合でダメだったんで、続けて同じ投球ができるようにやりたいと思う」と早くも次戦を見つめていた。