中日の岡林勇希外野手(20)がスーパープレーで大野雄大投手(33)の〝9回完全投球〟をアシストした。

 6日の阪神戦(バンテリン)でエース・大野雄が完全投球を続けていた9回一死の守備だ。8番・梅野の打球は右翼ファウルゾーンのフェンス際への難しい当たりとなったが、岡林は迷わず落下点へ一直線。そのままフェンスに激突しながらジャンピングキャッチした。

 そのまま大野雄は0ー0の延長10回二死まで完全投球を続け、佐藤輝に二塁打を許してプロ野球史上初の延長完全試合を逃したが、チームは延長10回に1ー0でサヨナラ勝ちした。

 好守でエース左腕を鼓舞するスーパープレーを披露した岡林は「自分は守備でもチームを盛り上げていかないといけない選手ですし、思いっきりいきました」と照れ笑いを浮かべた。