中日・立浪和義監督(52)が打線を大幅に組み替えてきた。5日のDeNA戦(横浜)に郡司裕也捕手(24)が「3番・左翼」で今季初めて先発出場。クリーンアップ、外野ともプロ入り初めて抜てき。代わりに前日3三振に倒れた高橋周平内野手(28)のスタメンを外した。

 前日4日のDeNA戦(横浜)で攻守に精彩を欠き、試合中に名古屋へ強制送還した京田陽太内野手(28)の出場選手登録をこの日抹消。代わって二軍戦で打率3割2分と絶好調の三ツ俣大樹内野手(29)を今季初めて一軍昇格させ、「8番・遊撃」で即スタメン起用した。

 さらに前日4日に7回から3番手で登板し、1イニング3安打4失点と打ち込まれた福敬登投手(29)の登録も抹消した。

 立浪監督が就任以来、初めて強烈なムチを振るった格好だ。