日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)がバック・トゥ・バック、2打席連発だ。

 5日の楽天戦(札幌ドーム)の第1打席で約1か月ぶりの3号ソロを放った清宮。しかし、先発・伊藤大海がぴりっとせず3―4と逆転を許した直後の4回先頭で迎えた第2打席だった。

 楽天・岸が3―1のバッティングカウントから内角に投じた141キロをドンピシャの間合いでとらえた打球は、滞空時間の長い文句なしの弾道でライトポール際へ飛び込む同点4号ソロ。打たれた岸―炭谷のバッテリーが、ガックリ肩を落とす価値ある2打席連発となった。

 清宮は「取られた後、ゼロだけは嫌だったので、なんとか打ててよかったです。このあとも、子供達に喜んでもらえるようなプレーをしたいです」とコメント。

 前日の試合前練習中にチームの主軸・近藤健介外野手(28)が右脇腹を負傷し2か月の戦線離脱を余儀なくされたばかり。チームの危機を救う清宮の覚醒となるか。