日本ハムは4日の楽天戦(札幌ドーム)に1―5と敗れ2連敗。借金はビッグボス政権になって最大11となった。

 試合前練習中に攻撃陣の主軸・近藤健介外野手(28)が右脇腹を負傷し、実戦復帰までに約8週間の診断が下された。

 主力を故障で欠く、悪い知らせからスタートした試合は終始楽天ペースとなった。

 先発・金子が3回に長短5安打で4点を失うと相手先発・涌井の老かいなピッチングの前に突破口を見いだせず、反撃はヌニエスの1号ソロによる1点にとどまった。

 新庄監督は「レイ(ヌニエス)に1本出たことがこれからの光になるであろう」とのコメントを広報に預け、会見は行わなかった。

 5回6安打4失点で黒星を喫した金子は「序盤はリズム良く入れたかなと思います。ランナーを出してからそのペースを維持しようとし過ぎて、焦ってストライクを集めてしまいました。ランナーが出た後に、もっと余裕を持ってバッターと勝負しなければいけませんでした」と反省の弁を語った。