西武・隅田知一郎投手(22)が30日のオリックス戦(京セラ)に先発し6回97球を投げ6安打2失点(自責点1)。隅田に勝ち負けはつかなず、これで5試合連続白星から見放されている。チームは2―3と連日の1点差負けで借金2となった。

 隅田は「初回から先制点を取ってもらった直後、しっかり抑えなければいけないところでしたがすぐに追いつかれてしまいました。立ち上がりから勢いをつけるような投球をしなければと改めて思いました」と不安定だった初回の投球を反省した。

 その上で「(6回の被弾は)吉田さんはいいバッターだというのはわかっていましたし、結果論になってしまいますが、もっと厳しく攻めるべきでした。今後も対戦があると思いますので、必ず次回に生かします」とストレートを仕留められた吉田正への1球を悔やんでいた。