広島の九里亜蓮投手(30)が28日のヤクルト戦(マツダ)に先発し、7回3安打無失点の好投。ただ、8回に2番手・中崎から島内、黒原の3投手で計5安打、与四球5、9失点したため、2勝目とはならなかった。

 前回登板の巨人戦では5回7安打3失点。先発予定だった26日の同戦は雨天により中止し、中8日での登板だった。それでも九里は「行けと言われたところでしっかり自分の投球をするだけだと思っている」と気にしなかった。

 右腕は「一人ひとり、一つひとつのアウトを取れるようにと思ってマウンドに上がっていました」と振り返り、今後に向け「しっかりチームの勝ちにつながるような投球ができるように準備をしていくだけかなと思う」と話し、前を見つめていた。